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   美濃焼

 織部福福碗
  (段ボール箱入り)

 tw−26

 本体価格
  2,200円

◎カテゴリー 茶器>いっぷく碗 
福福碗

径 9.5cm  高さ 7.5cm
重量 200g  容量 230cc 
 
 
兵山窯   形成型  手描き   陶器 
 
「美濃焼」

美濃焼の歴史は古く、今から1300年以上前まで遡ります。
最初は朝鮮半島から須恵器の技術が伝えられました。
平安時代(10世紀)になると白瓷(しらし)と
言われる灰釉(かいゆう)を施した陶器が焼かれるようになりました。
この白瓷は須恵器を改良し、釉薬(ゆうやく)を使ったものです。
この頃から窯の数も多くなり
本格的な焼き物生産地となりました。
安土桃山時代から江戸時代初頭にかけて茶の湯の流行とともに
茶人の好みを反映した焼き物が生産されました。 
織部・志野が代表的な焼き物です。
  
 
「兵山窯」 

兵山窯は、その古い歴史とともに高い技術力、知識
経験を持った職人のいる窯元です。

その歴史は織田信長の時代にまでさかのぼります。
かって兵山窯の四代目当主が織田信長に器を献上した際
その技術を大いに称えられ「羽柴」の姓と陶器製造認可の
許可の許可証を授かり、以降兵山窯の当主は「羽柴兵衛」を
名乗っている伝統のある窯元です。
伝統の様式は今でも受け継がれており昔ながらの
手法や道具を使い、一つ一つの器を丹精込めて丁寧に作っています。

「羽柴兵衛」

1950年 土岐市駄知町に生まれる。
1968年 多治見工業高等学校窯業科卒業。
父 羽柴兵伍に師事し実家の兵山窯を継ぐ。
  
 
  織部釉と口縁の錆から草の
バランスがいい福福碗です。



容量たっぷりの湯呑。


存在感のある「うつわ」です。
 
 温かいほうじ、緑茶
茶冷たい麦茶など。




小鉢ものやミニサラダもOK。
 
 
   織部釉の流れが
いい景色を表現しています。



ふっくら丸い形状で
手の中に納まる湯呑です。
 
 「織部焼」

千利休の弟子で桃山文化を彩った茶人「古田織部」の
名に因んだ焼き物です。
当時ファッションリーダー的そんざいであった古田織部が
茶の湯の世界で好んで使った深い緑色の緑釉と
豊かな創造性に富んだ個性的な形状幾何学的に
文様化された装飾が特徴的です。
作風によりさまざまな呼称があり「黒織部」「青織部」「総織部」など
さまざまな種類があります。
 
器の見込みには
錆釉で福の字が
描かれています。



 
「うつわ」の質感は
ツルットしています。
 
 
「織部釉」

透明釉に酸化銅を3〜5%加え酸化焔の高火度により
深緑色の発色をする釉薬のこと。
  
 
   

「兵山」窯の印。