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 瀬戸焼

 天目 抹茶碗
  (木箱入り)
   現品
 
 mt−11
 本体価格 8,000円

◎カテゴリー あるじの逸品>食器
 
 抹茶碗

 径 11.5cm   高さ 8cm  
 重さ 280g
 

飛鳥窯    中島 卓作    手造り   陶器

「瀬戸焼」

瀬戸焼の開窯は安貞2年(1228年)、中国から帰国した加藤四郎左衛門が
陶器に向く土を探し求めてこの地を訪れたことに始まると言われています。
これがいわゆる「藤四郎伝説」と呼ばれます。
猿投(さなげ)山から、おびただしい数の窯跡が発見された。どうやらこの窯で
焼かれていた陶器類が平安時代後期になって周辺地域に拡散してゆき
その中から現代の瀬戸焼が姿を現したのだということです。
瀬戸では、奈良時代すでに尾張の青瓷と呼ばれる釉薬のかかった品が
作られており、鎌倉時代になると灰釉や飴釉が用いられていました。
六古窯の一つです。

【中島 卓】

日本工芸会正会員

日本伝統工芸展   入選
中国国際陶芸展   入選
東海伝統工芸展   入選(1979年より連続)
全国陶芸展      入選
全日本工芸展    入選


ほどよい厚みで手にも
しっくりなじむ抹茶碗。



柔らかな手触りに
心が和む抹茶碗。



手づくりの良い風合いの
黒茶碗です。

お茶には生活習慣病予防、抗酸化作用など幅広い効果もあり、
抹茶はそういった身体に有効な成分を丸ごと味わうことができる
素晴らしい飲み物です。ぜひ、この抹茶碗でいっぷく、くつろいでみて下さい。
抹茶碗は、昔から
「一楽、二萩、三唐津」と
言われるように、楽茶碗が
一番重宝されています。
黒い茶碗には、抹茶の緑色が栄え
目にも色鮮やかで、茶道具に
こだわる方にはぜひひとつは
持って頂きたい茶碗です。

底には「楽」の印
【楽茶碗の扱いについて

お抹茶を点てる前に必ずぬるま湯に数分の間 漬けてください。
楽茶碗は、長時間漬けると溶けて土に戻る場合があります。(実話です)
とくに高台の土身が見えているものはご注意ください。
おろしたての楽茶碗は、湯を入れると強く独特の土の臭いがします。
不良品ではありません。

3回〜4回お抹茶を点てて頂くと臭いは薄くなり、ほとんど〜全く臭わなくなります。
それでも、ときに臭いの残るものがございますが、濃茶を点てて頂いたりして
根気よくつき合ってください。それが、楽茶碗の良さでもあります。
またそうして使い込んでいくうちに、色艶がだんだんと変わっていきます。

臭いの強いものは、薄くなるまで1週間ほどかかることがございます。
気になる場合は、濃茶を点てて頂いたり、米のとぎ汁を中に入れ
数時間置いた後 洗う方法も有効です。