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織部千筋丸福中皿揃い   美濃焼

 織部千筋丸福中皿揃い
  (化粧箱入り)

 ws−01

 本体価格
  7,500円


 ◎カテゴリー 皿>和皿
中皿

径 18cm  高さ 2.7cm
重さ 1枚 400g  
 
昭英陶器   型成形    手描き   陶器 
 
「昭英陶器」

安土桃山時代に加藤作十郎景治が始めて以来、加藤一族に
四百年に渡り伝わる技法を今に受け継ぐ。
手描きの磁器手造りの土もの古典的なものから
現代感覚の焼き物まで幅広く楽しめる窯元です。 
 

「美濃焼」

美濃焼の歴史は古く、今から1300年以上前まで遡ります。
最初は朝鮮半島から須恵器の技術が伝えられました。
平安時代(10世紀)になると白瓷(しらし)と
言われる灰釉(かいゆう)を施した陶器が焼かれるようになりました。
この白瓷は須恵器を改良し、釉薬(ゆうやく)を使ったものです。
この頃から窯の数も多くなり
本格的な焼き物生産地となりました。
安土桃山時代から江戸時代初頭にかけて
茶の湯の流行とともに、茶人の好みを反映した
焼き物が生産されました。 
織部・志野が代表的な焼き物です。
 
 

  うつわの中央には
鼠志野の「福」を
白抜きで表しています。



渕には綺麗に
削ぎ目を施しています。
 
 
 「鼠志野

成型してから鬼板といわれる鉄泥を化粧掛けし
それを掻き落として文様をつけ上に白釉を掛けたものを称している。
厚みがありしっかりとした
造りの「うつわ」です。

(少し重たい)


 
少し中央をへこませて
制作しています。

(汁物の料理もOK)
 
  織部釉の持ち味である
深い緑がしっとりとした
和皿揃いです。




素地はわざと凸凹に
質感は釉薬で
ツルツルに仕上げています。
 

「織部焼」

千利休の弟子で桃山文化を彩った茶人「古田織部」の
名に因んだ焼き物です。
当時ファッションリーダー的そんざいであった古田織部が
茶の湯の世界で好んで使った深い緑色の緑釉と
豊かな創造性に富んだ個性的な形状幾何学的に
文様化された装飾が特徴的です。
作風によりさまざまな呼称があり「黒織部」「青織部」「総織部」など
さまざまな種類があります。
 
   

うつわの底には
窯印が彫られています