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 擦金箔額 桜雀図(短冊小)  九谷焼         
                
 擦金箔額 桜雀図(短冊小)
   (段ボール箱入り)

 sn−17

 本体価格
  22,000円


◎カテゴリー  作家作品>中村陶志人


26.5x16.5xh2cm  重さ 500g

陶板

縦  15cm
横  7cm 
 

 中村陶志人作   手造り   手描き   陶器
 
【中村陶志人】


石川県根上町在住 昭和24年2月生 
 伝統九谷焼工芸展入選・受賞
 創造美術展入選・受賞
 日本工芸展入選
 
 石川県九谷焼技術研修所講師
 一級技能士
 伝統工芸士
 日本工芸会正会員
 創造美術会会員
 
「九谷焼」


九谷の鉱山から陶石が発見されたことと、加賀藩の職人が
今の佐賀県有田町で磁器作りの技術を学んで来たことによって
17世紀の半ば頃,九谷の地で始められたのが古九谷焼です。
古九谷は加賀百万石文化の大らかさときらびやかさを合わせ持つ
独特の力強い様式美を作り上げましたが
17世紀の終わり頃突然作られなくなってしまいました。
その後、19世紀に入ると再び九谷焼が焼かれるようになりました。
それが再興九谷です。春日山窯の木米(もくべい)風
かつての古九谷の再興をめざした吉田屋窯、赤絵細描画の宮本窯
金襴手の永楽(えいらく)窯等
数多くの窯が現れ、それぞれ特有の画風を作り出し
九谷焼の産業としての地位を築きました。
 

 
伝統的な縁起の良い「桜雀」の
図を中村陶志人先生の
繊細な筆致で描いた
優しい陶額です。
 



ふっくらした二羽の雀の図を
繊細で丁寧に描いた陶額。



 淡いタッチで
軽やかに描かれた
桜絵が春を告げていますね。



精微な筆使いが
桜の雰囲気を
醸し出しています。
 
 
雀を描けば右にでる人は
いない中村陶志人先生の作品です。
中村陶志人先生の世界を堪能してください。
   「中村陶志人」のサイン
 
日本工芸会正会員・中村氏の手で
桜の木で休む二羽の雀が描かれた逸品です。
 
   額の陶板の下は
布張りに仕上げています。



少しのスペースにも
「「桜雀図」の陶額で
季節感を演出することが出来ます。
 
繊細な筆致とやさしい色使いで
描かれた作品は美術品といっていいでしょう。
 
メタルチックな額縁ですが
落ち着いた雰囲気を
醸しだいています。
 
   

横から見た額。
   

 『雀の図』
雀は私達日本人にとって生活に密着した最も身近な鳥と言えます。
昔話や民話でも害虫を食べてくれる「益鳥」といての話しや
穀霊神的な性格づけ、報恩話等が数多くあり
各地に伝わる俗信の中でも好意的に捉えられています。
他にも「竹に雀」「稲穂に雀」に代表されるように
絵柄や家紋にも多く用いられる縁起の良い鳥なのです。