プラウザの戻りボタンよりお戻りください

器楽庵トップページへはこちら
パソコン  スマホ

   立杭焼

 焼〆伊羅保刷毛
    長皿揃

 (箱はございません)

 siー11

 本体価格 12,000円

◎カテゴリー 作家作品>市野英一
 長皿

 長さ 35.5cm  巾 8.5cm
高さ 2.5cm  重さ 380g
 
 英一窯  市野英一作  手造り  手描き  陶器 

「立杭焼」


瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ
その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。
桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ
朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され同時期に取り入れられた
蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)
とともに伝統技術を今日に受け継いでいます。
当初は、壺や甕(かめ)・すり鉢などが主製品でしたが、江戸時代前期小堀遠州等の
指導により茶入・水指・茶碗など茶器類に多くの名器を生み
後期には篠山藩の保護育成により直作(なおさく)、一房(いちふさ)
花遊(かゆう)、一此(いちこの)等の名工が腕を競って丹波焼の名を高めました。
明治、大正、昭和と受け継がれた丹波焼は、太平洋戦争後の苦境を乗り越え
食器・花器等の民芸品を中心とした作品作りに精進しております。
名称については、穴窯時代は小野原焼、登り窯時代になってからは
「丹波焼」又は「立杭焼」と呼ばれてきましたが
昭和53年(1978)「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けております。
 
 
 「市野英一」

 
1959年丹波立ち杭に生まれる。1982年大阪芸術大学卒業後、1984年英一窯開窯。
1990年第三十七回日本伝統工芸展入選。1995年第十三回日本陶芸展入選
兵庫県工芸美術展入賞(大賞)第四回日清食品現代陶芸(めん鉢)展入賞(大賞)。
1997年第十四回日本陶芸展入選、朝日陶芸展入選、第四十四回日本伝統工芸展入選。'
97焼き締め陶入選。2003年第二十回田部美術展入賞。
現在、日本工芸会正会員・兵庫県工芸美術作家協会会員。
 
  立杭焼の赤土を使用した
布目調の焼〆長皿揃いです。



スタイリッシュではないが
自然な趣きある「うつわ」です。



一枚一枚手造りのた
形も模様も微妙に違っています。
  
   
 布目と伊羅保釉薬が
所々に施されています。
 
「英一」窯の印
 
英一先生が楽しさを求め製作した
使い手も楽しく使える「うつわ」です。



ざらっとした土を感じる
独特の手触りが魅力です。



秋刀魚のお皿に使える
長いサイズ が嬉しい。
(三品〜四品盛の突き出し皿にも)

 
 
同じ商品でも形や色合いは窯毎に
ひとつひとつ微妙に異なってきます。

 お使いになったあとは長時間水に浸したままにせず、できるだけ早く洗ってください。
洗剤も吸ってしまいますので、薄目の洗剤か汚れの軽いものでしたら
お湯だけで洗ってください。洗った後は完全に乾かしてからおしまいください。
水分を持ったままですとカビの原因になります。
しまい込む場合は乾燥した天気の良いときに3日程度乾燥させると安心です。