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    立杭焼

 焼〆手造り刷毛目
   ペアーフリーカップ

   (トムソン箱入り)

 siー09

 本体価格 8,000円

◎カテゴリー  作家作品>市野英一
 カップ(大 白刷毛))

 径 8.5cm  高さ 12.3cm
重さ 250g  容量 200cc

 カップ(小 赤刷毛目)

 径 8.5cm  高さ 11.6cm
重さ 240g  容量 190cc
 
 
 英一窯  市野英一作  手造り  手描き  陶器 

「立杭焼」

瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ
その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。
桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ
朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され同時期に取り入れられた
蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)
とともに伝統技術を今日に受け継いでいます。
当初は、壺や甕(かめ)・すり鉢などが主製品でしたが、江戸時代前期小堀遠州等の
指導により茶入・水指・茶碗など茶器類に多くの名器を生み
後期には篠山藩の保護育成により直作(なおさく)、一房(いちふさ)
花遊(かゆう)、一此(いちこの)等の名工が腕を競って丹波焼の名を高めました。
明治、大正、昭和と受け継がれた丹波焼は、太平洋戦争後の苦境を乗り越え
食器・花器等の民芸品を中心とした作品作りに精進しております。
名称については、穴窯時代は小野原焼、登り窯時代になってからは
「丹波焼」又は「立杭焼」と呼ばれてきましたが
昭和53年(1978)「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けております。
 

 「市野英一」


 
1959年丹波立ち杭に生まれる。1982年大阪芸術大学卒業後、1984年英一窯開窯。
1990年第三十七回日本伝統工芸展入選。1995年第十三回日本陶芸展入選
兵庫県工芸美術展入賞(大賞)第四回日清食品現代陶芸(めん鉢)展入賞(大賞)。
1997年第十四回日本陶芸展入選、朝日陶芸展入選、第四十四回日本伝統工芸展入選。'
97焼き締め陶入選。2003年第二十回田部美術展入賞。
現在、日本工芸会正会員・兵庫県工芸美術作家協会会員。
 
 
  立杭の赤土を使用し
力強く製作した市野先生の
手造りフリーカップです。



大胆な白刷毛を描いた
存在感のあるフリーカップ。



野性味ある赤土の風合いが魅力的。
 
灰かぶり、焦げなど変幻自在な
色調と風合いが魅力です。


手造りなので同じ物はありません。
 
   底高台には石盛があり自然な仕上がりです。
 

内側は無釉 なので臭いがつきやすい。
飲み終わった後は早めに洗って乾燥させてください。


  立杭の赤土を使用し
堂々とした風格を感じさせる
手造りフリーカップです。



大胆な赤刷毛目模様が印象的。



三角形のフォルムがお洒落です。
 
ビールを注ぐとクリーミーな泡立ちがして、ビールを
大変美味しく飲む事ができます。
 
   
ロクロ目が躍動感を感じさせています。   
   
お使いになったあとは長時間水に浸したままにせず、できるだけ早く洗ってください。
洗剤も吸ってしまいますので、薄目の洗剤か汚れの軽いものでしたら
お湯だけで洗ってください。洗った後は完全に乾かしてからおしまいください。
水分を持ったままですとカビの原因になります。
しまい込む場合は乾燥した天気の良いときに3日程度乾燥させると安心です。