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   九谷焼

 鉄仙花フリーカップ(白)
   (化粧箱入り)

 sf−17
 
本体価格 3,500円


カテゴリー 酒器>フリーカップ
  フリーカップ

 径  8.2cm  高さ  11.3cm
 容量  200cc  重さ  190g
 
金山窯   形成型   転写   磁器 
九谷焼

九谷焼の歴史は、江戸時代初期の1655(明暦元)年ごろにさかのぼります。
加賀の支藩だった大聖寺藩の初代藩主・前田利治(まえだ・としはる)が
領内の九谷(現在の石川県山中町九谷)の金山で磁鉱が発見されたのに着目し
金山で錬金の役を務めていた後藤才次郎に命じて肥前有田で製陶を学ばせました。
その技術を導入し、九谷に窯を築いたのが始まりとされています。

九谷の窯は1730(享保15)年ごろに突然、閉じられてしまいましたが
原因はいまだに定かではありません。
この間に焼かれたものが後世、古九谷(こくたに)と呼ばれ
日本の色絵磁器の代表として独特の力強い様式美が高く評価されています。

現在は石川県南部の金沢市、小松市 、加賀市
能美市で生産される色絵の磁器である。
特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる藍青色で線描きし
「五彩(ごさい)」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での
絵の具を厚く盛り上げて塗る技法です。
 
  「うつわ」の表面の立体的な感触が
特徴のフリーカップです。



金鉄仙のデザインがお洒落です。



持ちやすいように
カップの1箇所に凹みを入れています。
 
 【転写】
転写とは、紙、フィルムなどにいったん印刷したものを
水、熱、圧力等を利用して目的の加飾対象に転着させる技法です。

 

「金山」窯のサイン

 【青粒】
九谷焼特有の模様でして、絵の具を盛り上げて
無数の点を打ち続けなくてはならないので
一つ一つ点の間隔や大きさに
細かい注意が必要なのです。
一滴、一滴、同じ量の絵の具を
落としていくという集中力と
根気がいる匠の技が見て取れます。


鉄仙花(青)もございます。