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   九谷焼

 若武者マグカップ
  (トムソン箱入り)

 g−56

 本体価格
  
2,500円 
◎カテゴリーうつわ歳時記>端午の節句
マグカップ



径 8.5cm  持ち手まで 11cm
高さ 8.2cm  重量 190g
容量 230cc  
 
 

晶窯(山下晶子)   成形型   手描き   磁器 
 

【山下晶子】

石川県生まれ
京都女子大学児童学科卒業
石川県立九焼技術研修所卒業

大学で児童文学を専攻し
ファンタスティック であったかーい絵本が大好きです。
そんな私がふだん使 いに器の中にも絵本のような遊び心
季節の風、懐かし い情景等を盛り込めたらと思い
描き始めて、早20年 がたちました。
   
 

「九谷焼」

九谷焼とは石川県加賀地方で生産される陶磁器を総称した名称です。


九谷焼の歴史は明暦元年(1655年)初代大聖寺藩主 
前田利治が領内の九谷村に後藤才次郎に命じて
九谷焼(古九谷)を築かせたのが始まりです。
しかし加賀藩歴代藩主は茶陶器には興味があったようですが
日用品としての九谷焼に関心が薄かったと考えられており
そのためか1700年頃には古九谷窯が
廃窯に至ったとも言われています。

それでも瀬戸・美濃地方や京都などで
陶磁器産業が盛んになった影響を受け
金沢にも陶磁器産業を振興させようと
文化3年(1806年)青木木米が
京都より招かれ金沢の春日山窯に九谷焼の窯が開窯された。

文政6年(1823年)には吉田屋伝右衛門が
九谷焼の再興を願って九谷村に九谷焼の新窯を築きました。

そのほかにも数多くの九谷焼窯が築かれ
各々が独自の作品を創出してきました。
   
 
   九谷焼・山下晶子さんが
愛らしく凛々しい
若武者を描いたマグカップ。


絵本から飛び出したみたいな
元気な若武者マグです。



男の子の健やかな
成長を願って白磁の美しい素地に
若武者を描いたマグカップ。

武者人形・鎧・兜・鯉のぼりは男子の健やかな成長を願い
端午(菖蒲)の節句(5月5日)に飾られます。
そのため一般的に五月人形と言われ
お子様やお孫様の健やかな成長を願う贈り物として最適です。
  

きりっと締まったお顔ですが 
優しさも表現しています。



九谷焼の持つ伝統的な
五彩の美しさで
優しく手描きで描いています。



暖かな雰囲気のマグカップ。
 
   
  マグカップの見込みと裏側に
3か所菖蒲の花を
可憐に描いています。




コーヒー・ミルク
紅茶・ジャスミン茶・水
緑茶などの飲み物に。

端午の節句の「うつわ」として 
  男の子の健やかな成長を願って。
  

【九谷五彩】

白磁や白釉陶に、赤・緑・黄・紫・青などの
明るい上絵具で文様を描いた色絵。
  

 

見込みには淡い色彩の
菖蒲が描かれています。


晶窯のサイン。