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 有田焼

 ラスター桜絵 屠蘇器
  (化粧箱入り)

 ge−21
 本体価格 40,000円

◎カテゴリー  うつわ歳時記>冬>迎春の器

田清窯   形成型   手描き    磁器

【田清窯」

窯主 田中 亮太

《有田焼》


磁器の創成は、佐賀鍋島藩主直茂公が征韓の役の帰途、連れ帰られた
朝鮮人陶工・李参平が、有田で苦心試焼の結果初めて白磁器の製作に
成功したのが、我が国初めての磁器であり、元和2年1616年と伝えられています。
有田焼は磁器の分類に入ります。磁器の特徴として、素地が白いということも
上げられます。そのため、鮮やかな絵付けがとても映えます。



有田の美しい白磁の生地に
淡いピンク釉を掛けラスター釉を施した
中に桜絵を可愛く描いた屠蘇器。



可愛さの中にも気品があり
お正月には欠かせない「うつわ」です。
屠蘇器
 
 径 10cm   注ぎ口まで  16cm
 内径 5cm 高さ(持ち手込み)13cm 
 容量 250 cc   重さ  290g

盃台 
  径 12cm  高さ 13cm 600g

盃(大)
 径 10cm  高さ 4cm 90g
盃(中) 径 8.7cm 高さ 3。5cm 55g
盃(小) 径 7。2cm  高さ 3cm 40g

ラスター彩を施した中に
盛絵の具で桜を
美しく描いています。




「さくら」の花を一つ一つ
グラデーションを付け
丁寧に描いています。
【ラスター彩】

白地の上に金、銀、銅を発色剤とする顔料で文様を描いたもの。
古代ペルシャの陶器の中で、最も気品に満ち
最も高度な技術を有するのが、ラスター彩です。
ラスターとは英語で「きらめき」とか「輝き」という意味で
光の当たる角度によって、焼き物の表面がキラキラと
七色の虹のように輝くことから、ラスター彩(Lustre-talai)の名称が生まれました。

盃台には鮮やかな桜吹雪を
上品に描いています。



ラスター彩が格調高い
盃台に仕上げています。
『屠蘇器』

「お屠蘇」をいただくときに使われる「うつわ」です。
「お屠蘇」とは、元日の朝、お雑煮をいただく前に家族そろって飲む薬酒のことで
一年の邪気をはらい、寿命を延ばすと言われています。
お屠蘇を飲む習慣は中国から始まり、平安中期に日本の宮中に伝えられ
その後、一般的なものになりました。
大晦日に「お屠蘇」の準備をした屠蘇器、おせちの入った重箱を
床の間に飾り、元旦にいただきます。
まず「お屠蘇」を家族そろったところで若い人から順番にいただくのが習わしです。

《お屠蘇》

山椒・防風(ぼうふう)・百朮(びゃくじゅつ)・桔梗・細辛(さいしん)
乾姜(かんきょう)・肉桂(にくけい)などの漢方薬を調合して
絹の袋に入れ、酒またはみりんにひたしてつくります。

可愛らしい「さくら」の絵と
ラスター彩とが絶妙のバランスです。


注がれたお屠蘇
見た目にも楽しませてくれます。


外側は淡く優しいピンク釉。
※電子レンジ、オーブンに使用しないでください。