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   美濃焼

 鼠志野富士紋 組湯呑 
   (木箱入り)現品

 py−02

 本体価格 20,000円
 湯呑(大)

 径 7cm  高さ 10cm
 重さ 190g  容量 200cc

 湯呑(小)

 径 6.5cm  高さ 9cm
 重さ 130g  容量 160cc 
 

荘山窯  林 亮次作  手造り  陶器 

【美濃焼】

美濃焼という名称は、多治見市、土岐市、瑞浪市、笠原町を中心とした
岐阜県南東部で生産される陶磁器のことをいい、かつてこの地が
美濃の国と呼ばれていたことに由来しています。
志野、織部に代表される美濃焼は
岐阜県東濃地方を中心に発展してきました。
 

【林 亮次】

昭和36年  土岐市民展 織部鉢 入賞
昭和38年  第一回 朝日陶芸展 
            「灰釉流彩壷」 入選
昭和41年  ニュークラフト展 
            青白磁釉裏紅茶器  入選
昭和49年  岐阜丸物百貨店 作品展
昭和50年〜55年  横浜ギャラリーマルショウ 
                    作品展
昭和59年  第三十一回 日本伝統工芸展 
             「粉引すすき文壷」 入選

昭和60年  第十六回 陶会伝統工芸展 「粉引草文壷」 入選
        第三十二回 日本伝統工芸展 「赤志野壷」 入選
昭和61年  第十七回 東海伝統工芸展 「赤志野壷」 入選
昭和63年  第十九回 東海伝統工芸展 「赤志野千面壷」 入選
平成3年   伝統工芸士認定


  林亮二先生独特な
鼠志野に富士紋を
描いた組湯呑です。


朝陽が雲にあたり
反射した光が富士を
赤々と染める光景を
表現しています。


大きい湯呑の写真です。
   

 
  素朴で温かみのある風合いが
作り手の想いを伝えてくれる
手仕事の「組湯呑」。


小さい湯呑の写真です。 



大、小両方の湯呑は
形姿は逞しく、ゴツゴツとしているが
成形 が巧みなため
手に持つと意外に軽い。
 
  林亮次先生の味わい深い湯呑です。



湯呑口は少しすぼめています。
 

「ねずみ志野」
 

志野焼の一つで鉄化粧を施した素地をへらで?き落として
文様を表し厚く長石釉を掛けて焼いたもの。
鉄が焼けて鼠色を呈する。

器種は茶碗、花生、水指、建水などの茶陶を主とし、鉢,皿、向付、猪口などの
食器類のほか香合(こうごう)などがある。

種類には文様のない「無地志野」釉下に鉄絵を施した「絵志野」
素地に鉄分の多い、でいしようを施し、?落し文様を施して
長石釉をかけた「ねずみ志野」やや鉄分の少ないでいしょうを
かけ長石釉を施して赤く発色させた「赤志野」
鉄分の多い土と白色の土を練り上げてつくった「練上志野」などがある。
 
 堂々とした鮮やかな
富士山が美しい。




ごつごつした風合いの中に
雄大な富士山を描いています。
 
   

底は土肌が見えています。

貫入のある器は使う前に水につけて
十分に水を吸わせてからお使いください。
糸底は研磨していますが、ザラつきのある高台の糸底は
食卓に傷をつけますので、砥石やサンドペーパーで 軽くこすり落として下さい。
陶器は磁器に比べ弱いので漬け置き洗いは しないでください。
吸水性の高い陶器や焼締めのものは、ふきんで水気を取った後
すぐには片づけないで しばらく置いて
芯まで乾燥させておくとカビが付きにくいです。
 
 





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