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  波佐見焼

 青海波水晶彫湯呑
  (化粧箱入り)

 my−17

 本体価格
  10,000円


◎カテゴリー  私の器>湯呑
湯呑

径 6.8cm  高さ 8.7cm 
容量 160cc  重さ 100g  
 
 
 丹心窯   型成形  手造り   磁器
 
 「丹心」窯

丹心窯の創業は1980年(昭和55年)長崎譲の祖父が
創業した窯元から独立してこの地に窯を築きました。
それまでは白濁した蛍焼※しかなかったものを試行錯誤を重ねて
苦心の末に初めて完成させたのが無色透明で透き通る
美しい輝きを放つ新しい蛍焼でした。
まるでクリスタルのように光るその輝きから「水晶彫」と名付けられました。
今後も水晶彫の可能性を信じて色々なことにチャレンジしていきながら
今の時代の生活スタイルに似合う新しい「水晶彫」を作りたい
そんな思いで日々 焼物づくりに取り組んでいます。
 
 『波佐見焼』

波佐見焼の誕生は今からおよそ400年も前にさかのぼります。
慶長3年(1598)、文禄・慶長の役に参加した大村藩主・大村喜前は
朝鮮の陶工・李祐慶兄弟たちを連れ帰りました。
その翌年彼らが波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田に
階段状連房式登窯を築き、やきものづくりを始めたといわれています。
 
  整然と彫られた穴から
中の飲み物が透けて見える
涼感器な湯呑。



清涼感溢れる湯呑です。


熊本・天草産の上質な白磁で
手間暇をかけた「うつわ」。
 水晶のように光り輝く
透明感は素晴らしい。




湯呑の外側と内側に
伝統的な
青海波文様をあしらっている。
 
   
   丹心窯だから実現できた
高い透明度の
「水晶彫」湯呑です。




量産品にはない
高級感がある「うつわ」です。
 
 水晶彫り工程

@型から離した生地がまだ生乾きの時に
 一つひとつ丁寧に彫っていきます。
 柔らか過ぎるとカタチが変形し
 乾燥し過ぎるとヒビが入るので
 タイミングが大事です。

A彫りの作業後 
 乾燥→削り→仕上げの工程を経て生地を素焼きします。
 釉薬(うわ薬)を掛けて約13〜14時間かけて
 1280℃までの高温で本焼成
 窯上がり→穴が空いたままで焼き上がります。
 (勿論このままではお茶は飲めません。)
 焼き上がった生地の穴の部分をテープでマスキングします。

B一度目の本焼きで窯上がりしマスキングした生地に
 丹心窯秘伝の調合で作った粘土
 (半練り状)を手作業で詰めていきます。
 穴全体を漏れがないよう均一に詰める事が大事です。
 詰め終えた生地を再度13~14時間かけて1280℃で本焼成。
 詰めた部分だけが無色透明の
 ガラス質に焼き上がり水晶彫の完成です。
 窯上がり後 釘を使って穴が空いていないか
 検品して全ての工程が終わります。
   
 

ひとつひとつ職人さんの手で
丁寧に彫られた水晶彫。

 
   
   

底にも青海波紋様。

「丹心」窯のサイン。