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   清水焼

 波うさぎ湯呑(大)
  (化粧箱入り)

 my−13

 本体価格
  5,000円

◎カテゴリー 私の器>湯呑
 湯呑(大)

 口径 7cm  高さ 9cm
 重量 130g 容量 150cc
 
 
陶遊窯(武内陶遊作)  手造り  手描き  磁器
 
『清水焼』

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。
 
「陶遊窯」

京都の陶芸の流れを研究し伝統的な技法を継承しつつ新しい図案にも
取り組み陶器作りに努力を重ねている窯です。

「武内陶遊」

昭和44年 京都五条坂に生まれる。
昭和63年 京都市立工業試験所本科卒業。
平成元年 京都府立陶工高等技術校図案化卒業。
平成2年 京都府立陶工高等技術校研究科卒業。
同年    伝統工芸士 土山松泉に師事。
平成13年 嵯峨野にて工房を開く。
平成16年 第26回京都清水焼展 京都陶磁器卸協会理事長賞を受賞。
平成18年 伝統工芸士の称号を授与。
平成19年 第29回京都清水焼展 経済産業大臣賞を受賞。
平成20年 第30回京焼清水焼展 京都市長賞を受賞。
平成21年 第31回京都清水焼展 宇治市長賞を受賞。
平成22年 第32回京都清水焼展 宇治市観光協会会長賞を受賞。

 
  飛び跳ねるウサギの絵を
伸び伸びと描いています。


躍動感のある
2匹のウサギを描いています。



うさぎ絵は少し盛り上がっています。
磁器の色合いは
白磁でなくグレーぽい。



下の方には染付で
波模様を描いています。



持ちやすいフォルムです。
 
   
  
 「波うさぎ」

縁起物の図柄として古くから親しまれていますが
もともとは醍醐天皇の時代を描いた謡曲「竹生島」に由来しています。
延臣が琵琶湖の竹生島に祀られている明神様に参拝するため船に乗った際
「縁樹影沈んで魚木に登る気色あり月海上に浮かんでは
兎も波を奔るか面白の島の景色や」と
うたった一節がもとになったとされています。

兎は多産であることから繁栄の象徴でありその威勢よく波を飛び回る姿は
飛躍を象徴する縁起物の図柄として現在でも人気の高いモチーフです。
   

「陶遊」窯のサイン。