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   九谷焼

 花唐草(赤)平茶碗
  (トムソン箱入り)

 hm−12

 本体価格
  3,000円


◎カテゴリー  私の器>平茶碗 
平飯碗

 口径 15cm  高さ 5.5cm
重量 225g
 
 
晶窯(山下晶子)   型成形   手描き    磁器
 
【山下晶子】

石川県生まれ
京都女子大学児童学科卒業
石川県立九焼技術研修所卒業

大学で児童文学を専攻し
ファンタスティック であったかーい絵本が大好きです。
そんな私がふだん使 いに器の中にも絵本のような遊び心
季節の風、懐かし い情景等を盛り込めたらと思い
描き始めて、早20年 がたちました。
 
 
「九谷焼」

九谷焼とは、石川県加賀地方で生産される陶磁器を総称した名称です。

九谷焼の歴史は明暦元年(1655年)、初代大聖寺藩主 
前田利治が領内の九谷村に後藤才次郎に命じて
九谷焼(古九谷)を築かせたのが始まりです。
しかし加賀藩歴代藩主は茶陶器には興味があったようですが
日用品としての九谷焼に関心が薄かったと考えられており
そのためか1700年頃には古九谷窯が廃窯に至ったとも言われています。
それでも瀬戸・美濃地方や京都などで陶磁器産業が盛んになった影響を受け
金沢にも陶磁器産業を振興させようと、文化3年(1806年)青木木米が
京都より招かれ金沢の春日山窯に九谷焼の窯が開窯された。
文政6年(1823年)には吉田屋伝右衛門が九谷焼の再興を願って
九谷村に九谷焼の新窯を築きました。
そのほかにも数多くの九谷焼窯が築かれ各々が独自の作品を創出してきました。
 
 
  陶磁器デザイナー
山下晶子氏がデザインした
大胆な筆運びでありながら
優しい雰囲気の唐草平飯碗。

 

ふっくらとした丸みを帯びた平らな
形状は手に馴染みやすい器です。
 「うつわ」の内外に
描き込まれた唐草模様。



重なりの良い形です
収納時にも場所をとりません。



大きく描かれた唐草模様ですが
女性らしく丸みを帯び柔らかく
手描きで描いています。
 
   
 
茶碗としてはもちろん鉢として、煮物やサラダ
お鍋のときの取鉢また、デザート鉢に幅広くご使用できます。
 
 
 

「山下晶子」のサイン。

 
   
貫入のある器は使う前に水につけて十分に水を吸わせてから
料理を盛ることにより 臭い、汁気、油気が染み込みにくくなります。
糸底は研磨していますが、ザラつきのある高台の糸底は
食卓に傷をつけますので、砥石やサンドペーパーで 軽くこすり落として下さい。
陶器は磁器に比べ弱いので漬け置き洗いは しないでください。
吸水性の高い陶器や焼締めのものは、ふきんで水気を取った後
すぐには片づけないで しばらく置いて
芯まで乾燥させておくとカビが付きにくいです。