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 清水焼

 高山寺三ヶ月箸置揃
   (化粧箱入り)

 ho−55

 本体価格 4,500円

芳山窯    型成形   手描き   磁器

[加藤 吉継]

昭和28年 京都市東山区今熊野に生まれる。
昭和46年 京都市立伏見工業高校窯業科を卒業。
京都府立陶工訓練校にて、ロクロ成形を習得、専攻科にて技術を磨く。
その後、家業の芳山窯を継承し、現在京都日吉製陶協同組合にて活躍中

『清水焼』
清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。



京都、栂尾高山寺に
伝わる「鳥獣戯画」を
モチーフにしている箸置揃。


繊細なタッチで力強く
鳥獣戯画を描いています。


1個1個絵変わりで描いています。
 箸置き
  
  径 5cm  高さ 0.8cm  重さ 20g

擬人化された「うさぎ」を
表情豊かに描いた箸置揃です。



ユーモアーあふれる「うさぎ」を
染付けで描いています。



遊び心あふれる箸置揃。
『鳥獣戯画』
猿・兎・蛙などの動物が擬人化して描かれた絵巻物で
日本最古の漫画だと言われています。
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて、鳥羽僧正覚猷によって
描かれたといわれていますが確かではありません。
現在も京都市右京区にある高山寺で大切に保管されています。
箸置きは手軽に食卓を演出してくれる「うつわ」の一つです。


厚みが無いので
お箸が置きやすい。