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    波佐見焼

 古伊万里絵変わり
  酒杯揃い

  (木箱入り)
 
 ko-09

 本体価格
  
13,000円

◎カテゴリー うつわ紀行>古伊万里写し 
酒杯


径 6cm  高さ 9.6cm
重さ 100g  容量 50cc  
 
 

林九郎窯   形成型   転写・手描き   磁器 
 

「林九朗窯」

17世紀に海を渡り世界を魅了した古伊万里。

古伊万里の技術は元禄時代に頂点に達します。
この時代染付を施した素地に金箔や金泥で紋様を描く
金襴手がもてはやされ日本独特の文様が
器を飾り世界の人々を魅了しました。


林九郎窯ではその時代の古伊万里の美を追い求め
古伊万里独特のデザインを現代に蘇らせました。
 
 

「波佐見焼」

波佐見焼は長崎県の波佐見という小さな
焼きものの街でつくり出されています。


波佐見焼の開窯は慶長3年(1598年)に大村藩主・大村喜前が
朝鮮出兵の帰国の際に伴ってきた李祐慶兄弟らの陶工が
慶長4年(1599年)に波佐見町村木の畑ノ原
古皿屋、山似田に連房式階段状登窯を築き始められました。


慶長7年(1602年)に良質の磁器の原料が発見され
波佐見焼はしだいに染付や青磁を中心とする磁器へ移行。


江戸後期には染付が日本一の生産量になり
染付・青磁ともに大生産地に発展。

それにより波佐見焼は日本を代表する磁器産地となりました。

昭和53年の伝統的工芸品の指定などによって
「波佐見焼」と呼ばれるようになり
ようやく波佐見焼の名が知れ渡るようになってきました。
  
 
  波佐見焼・林九朗窯の
古伊万里絵変わり酒杯揃い。


ヨーロッパ貴族を魅了した
古伊万里様式を
再現した絵柄です。
 
金襴手染付山水酒杯。


食前酒を飲むもよし
また日本酒を飲むもよし。
 
  
   
  柔らかな筆使いで
山水絵を手描きしています。



スタイリッシュな酒杯。
 
「うつわ」足部分には
赤巻に金彩花唐草紋。 



酒杯ですが酒の肴入れにも。
 
   酒杯の底部分。


林九朗窯のサイン
錦花鳥絵酒杯。 


スタイリッシュな酒杯。


錦花鳥の図を
5面に施しています。
 
  「うつわ」足部分には
呉須巻に金花唐草紋。
 


上質を知っている方
海外の方へのプレゼントに。
  

【転写】

無機顔料とガラス質の原料から作られたインクを使って
絵柄を特殊な紙に印刷する。

印刷された紙を転写紙と呼ぶ。

焼成された陶磁器の生地に転写紙を張り
800℃で焼成すると白生地の上に絵柄が焼付けされる。
   

献上赤濃草花酒杯。 


派手さの中にも気品が漂う酒杯。


酒杯の足部分には
金巻きを施しています。
 
  格調高く高級感漂う
スタイリッシュな酒杯です。
 


絢爛豪華な
古伊万里様式の酒杯。
 染付たこ唐草酒杯。


軽やかなタッチで描いています。



スタイリッシュな酒杯。
 
  「うつわ」全面流れるような
筆遣いで蛸唐草を描いています。



 大人時間の贅沢を
お楽しみください。

 「古伊万里様式」


古伊万里とはその名のとおり古伊万里焼のことをさし
通常は江戸時代の伊万里焼きを称しています。

 染付の藍色の素地に上絵の金・赤・緑・黄色などで
装飾した作品を「古伊万里様式」と呼んでいます。

藍色と金・赤の組み合わせが基本で
金襴手の古伊万里と呼ばれることもあります。

「古伊万里様式」はそれまで流行していた「柿右衛門様式」に
かわり元禄期(1688〜1704)に生まれています。
「柿右衛門様式」同様にヨーロッパで好まれ元禄から
享保(1716〜1736)にかけて大量に輸出されました。

余白がないほど文様が描き込まれた豪華絢爛な
作品もあり豊かな時代の元禄時代を反映しています。

構図の特徴は器を放射状の直線や唐花状の曲線で区別し
窓絵と地紋を交互に描いています。

文様には唐花紋・獅子牡丹文などいろいろあります。


酒杯を真上から。


全て10角酒杯です。
 


内縁に染付で一本線。
 
  
赤濃梅 間取り三重塔酒杯。


スタイリッシュな酒杯。
 
  艶やかな古伊万里様式の
「うつわ」は食卓の雰囲気を
華やかなものにしてくれます。


酒杯ですが珍味入れにも。