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 清水焼

 花波唐草(青)フリーカップ
  (化粧箱入り)

 jiー24

 本体価格
  
6,500円

◎カテゴリー  うつわ紀行>一閑人
フリーカップ


径 8.2x8.8cm  高さ 8.3cm
重さ 175g  容量 150cc 
 
 
秀峰窯   成形型   手描き   磁器
 
 「秀峰窯」

初代秀峰 竹内四郎は染付磁器を得意とし二代目竹内敬吉朗は
染付に加え交趾による色絵を融合させた磁器を得意としました。

交趾の定番絵柄となった交趾蝶々のデザインである敬吉朗は
その功績を認められ瑞宝双光章の受賞を受けています。

当代秀峰の真司は京焼清水展においてNHK京都放送局賞を受賞
京都陶磁器協会理事 京都日吉製協同組合副理事長などを
務め作品作りにも日々励んでいます。


『清水焼』

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。

やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。

清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。

その陶法を伝授された尾形乾山はさらに
独自の雅陶を創作しひとつの全盛期を築きました。

高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。
 
 
 清水焼・秀峰窯の
一珍技法と交趾技法と
一閑人を貼り付けた複雑な
工程を施したフリーカップです。



アイスコーヒー・お茶などの
ソフトドリンクや焼酎・ビール
ソフトクリーム
三つ豆などの甘味カップに。
一閑人の「うつわ」は
インパクトがあるカップです。
 


誕生日のプレゼントや
贈答品としても喜ばれます。

「一閑人」

皿・鉢・盃などの口造りの一端に人形がついている物。

閑人(かんじん)が井戸を覗いているようなのでこの名がある。

中国明時代(1368〜1644年)の青磁や染付磁器によくみられる装飾で
両側に人形があるものは二閑人という。
  

 口縁から愛らしい
一閑人が覗く遊び心
あふれる楽しいフリーカップです。



白磁の素地に
緑の交趾釉で唐草を。

 花には赤・ピンク・黄の
交趾釉で色付けしています。



器には波のように
ほどよく凸凹を施しています。

「交趾」

 昔ベトナムコーチシナ(交趾志那)との貿易で交趾船により
もたらされたことに由来してこの名称がついたと言われています。

特長は呈か°焼成による鮮やかな色彩です。

「イッチン」

筒で粘土を絞りだして線を盛り上げて描く方法です。



 
 

真上から。

程よい凸凹感が。
   
 

フリーカップの底部分。

秀峰窯のサイン。