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   九谷焼

 染付祥瑞一閑人7寸鉢
   (化粧箱入り)

 ji−07

 本体価格
  30,000円


◎カテゴリー うつわ紀行>一閑人
   
7寸鉢

径 21.7cm  高さ 4cm
重量 740g 
 
 
上出長衛門窯   型成型  手描き   磁器 
 
【九谷焼】

九谷焼の始まりは謎につつまれています。
江戸時代初期に有田で色絵磁器焼成を学んだ後藤才次郎が
窯を築いたのが始まりといわれています。
この窯で焼かれていたものを古九谷といいますが
古九谷は有田で焼かれていたのではないかともいわれています。
この窯は数十年のうちに廃窯してしまい
江戸時代後期に藩によって再興されます。
再興後焼かれたものを古九谷に対し再興九谷といわれています。
現在では600程の窯元があり、伝統的な色絵磁器から
自由な表現のものまで多種多様に生産されています。
 
 
上出長右エ門窯

創業以来130年、先人の伝統を守り昔ながらの手仕事で
一点一点丹精を込めながら作っています。
彩り鮮やか上絵付けと深い発色の染付、そして何より丈夫で
美しい生地が長右エ門窯の特徴です。
 
  
 
   一閑人が施され
格調高い祥瑞を描いた
7寸の「うつわ」です。



伝統的なモチーフ(祥瑞)を
用いながらも洗練された
シルエットの盛り皿。

繊細な作りの一閑人です。


今にも動き出しそうな
躍動感がある一閑人。
 
 
  丹精込めて描いた
祥瑞絵柄は芸術品です。



丁寧に描いた祥瑞
呉須の濃淡も美しい。
 
 古さと新しさが
融合した作品です。
 
 【一閑人】

皿・鉢・盃などの口造りの一端に人形がついている物。
閑人(かんじん)が井戸を覗いているようなのでこの名がある。
中国明時代(1368〜1644年)の青磁や染付磁器によくみられる装飾で
両側に人形があるものは二閑人という。
  
   
   
洗練された最上級の
文様の組み合わせを
楽しんでください。 
 
 
「祥瑞」

祥瑞(しょんずい)とは中国明末の崇禎(すうてい)年間(1628〜1644)
日本の茶人の注文により景徳鎮窯で作られたといわれる染付の磁器です。
精白の素地に鮮やかな青藍色で模様を施したものです。


青海波、七宝、格子、亀甲などの連続した幾何学文様を
染付で地紋のように細かく描き込んだものを祥瑞絵といいます。
 
 
   
 
祥瑞を描くのはもちろん難しいが  祥瑞の文様との間の濃は
熟練した職人でないと描けない難しい作業です。
 
   

「長右衛門」窯の印。