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   清水焼

 祥瑞台皿付き酒杯 
  (木箱入り)

 a-133

 本体価格
  7,500円


◎カテゴリーあるじの逸品>食器


径 6.7cm  高さ 2.6cm
重さ 30g  容量 40cc

台皿

径 9.5cm  厚み 0.5cm
重さ 55g 
 
 
 瑞昭窯【二代・大野瑞昭】 手造り(台は成型型) 手描き 磁器  
 
「瑞昭」窯
平成15年 3代目大野和子


1965年 京都生まれ
1982年 京都府立陶工訓練校卒業
1983年 京都市立工業試験場修了

茶碗、皿、湯呑といった一般食器を中心に製作する。
先代が編み出した呉須色が特徴的で
 落ち着いたコバルトブルーが商品に深みを与えている。
なかでも、羅漢上人を描いた食器は人気です。

残念ながら、2016年 窯は廃業しました。
 

 『清水焼』

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。
 
  瑞昭窯独特の紫青色に
発色する呉須を用い
軽やかな筆使いで
岩花鳥を描いた台付盃。

 
水墨画を彷彿させる筆遣い。 



落ち着いた大人の盃。
 
  手描きの良さを表した
趣のある台付盃です。 



飲み口の良さもいいです。
   
   
「呉須(ごす)」

磁器の染付に用いる鉱物質の名称であり
焼き付けると藍青色ないし紫青色に発色する。
 
 
 
 

内渕口には唐草模様。
 
   

瑞昭窯の彫印。
   
 瑞祥窯のうつわの魅力は
呉須の色と味わい深い
生地とロクロの技術です。




台皿は珍味をのせても。
 
   細かな絵柄を丹念に
伸び伸びと描いています。



しっとりした釉薬で柔らかな
「うつわ」に仕上げています。
   
 

台の底部分。

瑞昭窯の彫印。