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   美濃焼

 赤志野椿紋湯呑
  (木箱入り)

 a-131

 本体価格
  6,800円


◎カテゴリー あるじの逸品>食器 
湯呑

径 8.1x8.3cm
高さ 10cm  重さ 225g
容量 300cc 
 
 
荘山窯(林 亮次作)  手造り  陶器 
 
【林 亮次】

昭和36年  土岐市民展 織部鉢 入賞
昭和38年  第一回 朝日陶芸展 
            「灰釉流彩壷」 入選
昭和41年  ニュークラフト展 
            青白磁釉裏紅茶器  入選
昭和49年  岐阜丸物百貨店 作品展
昭和50年〜55年  横浜ギャラリーマルショウ 
                    作品展
昭和59年  第三十一回 日本伝統工芸展 
             「粉引すすき文壷」 入選

昭和60年  第十六回 陶会伝統工芸展 「粉引草文壷」 入選
        第三十二回 日本伝統工芸展 「赤志野壷」 入選
昭和61年  第十七回 東海伝統工芸展 「赤志野壷」 入選
昭和63年  第十九回 東海伝統工芸展 「赤志野千面壷」 入選
平成3年   伝統工芸士認定
  
 
「美濃焼」

美濃焼の歴史は古く、今から1300年以上前まで遡ります。
最初は朝鮮半島から須恵器の技術が伝えられました。
平安時代(10世紀)になると白瓷(しらし)と
言われる灰釉(かいゆう)を施した陶器が焼かれるようになりました。
この白瓷は須恵器を改良し、釉薬(ゆうやく)を使ったものです。
この頃から窯の数も多くなり本格的な焼き物生産地となりました。
安土桃山時代から江戸時代初頭にかけて茶の湯の流行とともに
茶人の好みを反映した焼き物が生産されました。 
織部・志野が代表的な焼き物です。
   
 
  志野で有名な「林 亮次」氏の
荘山窯で焼かれた
紅志野椿湯呑です。
 


形も良く雰囲気のいい
大き目な湯呑。



椿紋を描いた上品で
高級感がある湯呑です。
紅志野に大胆に描いた
白の椿が映える湯呑です。


手造りの証 
手描きの椿紋ロクロ目。



椿紋には「かいらぎ」が
出ています。
 
   
 
「紅志野」

志野の一種です。
安土桃山時代に織部焼の一種として岐阜県可児郡や
土岐市を中心とした地方で焼かれた陶器。
厚い胎土の大ぶりな器体に白い長石釉(志野釉)を
たっぷりかけて焼くのが特色。
志野釉だけの無地志野 素地に鉄釉で簡素な絵や文様を描き
志野釉をかけた絵志野 白素地に自然の酸化鉄(鬼板)を
かけた志野釉を掛けた鼠志野
これと同じ手法で赤く発色した赤志野
白土に赤土を練り込んで成形した練り込み志野などの種類がある。


「鬼板」

尾張・瀬戸地方の第三紀層で大量に産出する褐鉄鉱。
赤く板状で鬼がわらに似ており良質のものは
玉状になっていて玉赤絵と呼ぶ。
釉薬や紅志野の顔料歳て使われる。
 
 
 
   
「梅花皮(かいらぎ)」 

焼成が不十分のため釉(うわぐすり)が溶けきれず
鮫肌(ちじれて粒状)になった部分で器では一つの景色とされ賞美された。
井戸茶碗では腰部や高台脇に梅花皮があるのは約束になっていた。
 
   
   

同じ色目形はございません。

現品を発送致します。
窯や炎の状態によって
変化に富み趣がある湯呑。

 


重量感がある湯呑です。
 
   

底の部分。